雪見と温泉、2つの楽しみ 
           焼岳&上高地

                    中の湯温泉旅館から
 

   3日目 12/28(水)
   中の湯旅館=
送迎車=釜トンネル入り口…帝国ホテル…釜トンネル入り口
   =
送迎車=松本駅



大正池と
奥穂・前穂・明神

●場 所 長野県松本市
●標高 上高地付近:約1500m
●山行日 2022.年12月28日(水)
●参加者 丹羽
●コースタイム 中の湯温泉旅館
釜トンネル入口
上高地トンネル入口
上高地トンネル出口
大正池
帝国ホテル(引き返し)
上高地トンネル入口
釜トンネル入口
松本駅
多治見駅

7:30発
7:45着発
9:27
8:30~8:44
9:20
10:11
11:23
11:57着~12:25発
13:35頃着~14:54発
16:37着
  1日目(12/26)   2日目(12/27)  3日目(12/28) 
 周辺地図こちら     


 
 今日もいい天気~  前穂と明神が見えた! 6:39
連続してこんなにいい天気が続くとは、何てラッキー!

ザックを持ってロビーへ降り、
清算を済ましながら、
釜トンネルまで送ってもらうバスを
8時発でお願いしてあったが
1台前の7:30発に変更できるか尋ねてみた所
OKの返事だった

 
7時からの朝食を早めに食べ終わり
昨日と同じ玄関先で身支度を整えた

 
 宿の玄関からは、
奥穂・前穂・明神の3山がきれいに見えた

 
 7:30発のバスのお客は、4名

この送迎車、本当に有難いサービス

 
 ここまで車で来ているお客もいる
宿を見上げてパチリ
右側の下が、車庫 (ここを通り抜けて登山口へ行った)
その上が食堂
バスはぴったり7:30に出発

 
 昨日とは違うドライバーさん

 
 車窓から-1
 
 車窓から-2
ゲート 7:40

 
 車窓から-3
ゲートを開けて、閉めて・・・のあと、国道へ出る
国道は雪無し

 
 すぐ、釜トンネルの入口 7:45

宿のバスのドライバーさんに
「13:05のアルピコのバスに乗るつもりなのですが
寒かったら早く引き返して、
12:20の宿のバスに乗ってもでもいいですか?」と尋ねると
「12:15にはここで待っていてください
遅れると行ってしまいますよ」の返事だった
 
トンネルの中は、雪もなく凍ってもいないそうなので
即、出発 
前を歩くのは、中の湯のお客、4名のうちの1人

 
 ゲートに貼ってあった地図

宿でも、同じ地図が貼ってあった

 
 釜トンネルの中は暗いので
ヘッドランプが必要と案内書に書いてあったが
目が慣れてくれば、所々にある灯りでフツーに歩ける

時々轟音がして、作業用の車が通りすぎた
トンネルに反響して、遠くからでも近づいてくるのが分かった
10台までは数えていたが、それ以上の台数だった

 
 こんな大きな除雪車も停まっていた


 
 100mごとに、出口まであと何メートルか分かる表示灯があるので
励みになった 
全長1310m・約20分とガイドブックに書いてあった

 
 出口~ 8:17  32分かかった
すぐ、2つ目の上高地トンネルが待っていた

 
 トンネルとトンネルの間から見えた
真っ白の山と真っ青な空!
なんてラッキーなこと!

 
 上高地トンネル入口 8:20
こちらは短い 588メートルだって

 
 すぐ、出口になった 8:30 10分間

 
 トンネルを出た所で、身支度
雨具のズボン・ロングスパッツ・耳当て付きの帽子とダウンの上着は
すでに身に付けているので
サングラス・ネックウォーマー・ヤッケ・冬用手袋を足し
ワカンは、ザックに縛り付けて完了

8:44出発
雪は圧雪され、タイヤの跡がいっぱい
滑ることもなく、散歩気分で楽々歩けた

 
 梓川に沿って道は続く
左手に見える山は? 焼岳?
ゴツゴツしてない・・・

 
 木々の間から穂高が見えてきた
道は相変わらず歩きやすい
転ぶ心配も無しのルンルン歩き

 
 あ~!見えてきた~

手前の木々には霧氷!
奥に奥穂・前穂~

 
 焼岳の頭がちらり

 
 前穂と明神(右手のゴツゴツ)が迫ってきた~

 
 奥穂・前穂・明神の三山が勢ぞろい~
手前の木々には霧氷のキラキラ

 
 おや、こんな所に乗用車が・・・
(帰る際、小さなデイパックを背負った男性が
後ろから追い抜いて、車に乗ってさあ~っと上高地トンネルへと走り去った)

この霧氷の見事なこと!
これを見ただけでここへ来た甲斐があった!

 
 この角度もいいねえ・・・ 真っ白~

梓川沿いの樹がきれいってことは、
川の水気と関係がある?

家へ帰ってから調べてみた ↓
【霧氷の発生条件】
・”氷点下であること”、”湿度が高いこと”の2つ
・-15℃の気温の雨・雪が降った翌日の早朝、風は微風であると発生率が高い
な~るほど
川の水蒸気が関係するんだね
葉っぱの付いている常緑樹帯では少なかった
葉っぱのない裸木に多かった

 
 左に橋が見えた
さっき轟音を立てて走って行った車は
みんな左の道へ入って行ったらしい

 
 奥の白い山は焼岳 ↑
「焼岳と霧氷」

 
 「白い花:霧氷」 ↑

 
 梓川の向こう岸にも霧氷の付いている木はあるが
イマイチ・・・
葉のある木はきれいにできないようである

 
 前を歩く親子は、同じバスの同乗者

 
 大正池から、
もわ~っと水蒸気が上がっていた
その右手には、びっしり霧氷がついた樹々
樹の種類によって、付き方が違うようだ

池の奥は明神岳

 
 三山と、湖面と、もわ~を入れてパチリ

 
 除雪され圧雪された道はここまで
すぐそばに「大正池ホテル」があるが、休館中

よく見ると、道には踏み跡がしっかりついていて
ワカンは必要なし
昨日とは大違い・・・

 
 バスで一緒だった親子は、大正池ホテルの角を左折し
湖畔の道へと降りていった

私は、前進
カッパ橋まで行って引き返し、
13:05のアルピコのバスに乗るつもりだったから

 
 大正池が見えた

 
 雪道の幅が、気持ち狭くなった
登山しない人は、大正池までとするのかも

 
 大正池の向こう側の山は?
奥穂・前穂・明神?
見慣れた角度と違うので、別の山に見える

 
 ↑ あら、カメラを構えている私が、
カーブミラーに映っていた

 
 深い穴~
蹄のある、足が細くて長い動物だね
まだ新しい!

 
 ↑ この標識
無雪期なら、ここから大正池へ行ったり、
大正池からこの林道に来れる道なんだろうが
今は深い雪で踏み跡なしのふわふわ雪

 
 ↑ これはウサギ

 
 右手に小さな池が見えた

 
 橋を渡りながら右手を見ると
土石流を止めるような仕組みが見えた

 
 左手には川の流れが見え
そこへ向かって歩いて行った足跡があった

さっきの細長脚とは違う動物

 
 左手に赤い屋根が見えた
帝国ホテル、
標識に「上高地温泉ホテル」の名前??
「上高地温泉ホテル」は、ここから左折しててね・・・ということらしい
梓川に架かる橋を2つ渡って約7分ほどで着くらしい

ウェストン碑や西穂や焼岳の登山口もここから左折

時計を見ると、 10:11

樹林に入ってから、山の展望は無いし
霧氷は見えないし、
このまま歩いて行っても魅力無さそう・・・と思い
ここから引き返すことにした

釜トンネル入り口からここまで約2時間半かかっている
ここから釜トンネル入り口まで戻るとすると、
今から引き返せば13:05のアルピコのバスに乗れる・・・と計算した

その次のバスは15:05発
山の谷あいの15時はもう暗くなっていて寒い!
13:05に乗ろう!と決めた

 
 来た道だが、同じ景色には見えず
これはこれで面白い

やっと陽が射してきた

 
 樹々の影が波うっていて面白く、パチリ

これから徳沢や横尾を目指すパーティと何回もすれ違った

単独の女性もいた 凄い!
当然テント泊だろうから荷物も大きい

昔(1998/12/27~12/29)徳沢にテントを張って
蝶ケ岳を往復したことがあるが
単独でテント泊の経験はない・・・

 この時は、女性3名のグループに
新人の男性を含めた4名だった

 
 大正池ホテルに着いた 10:57

 
 ここからすぐ歩きやすい圧雪の道になる

 
 大正池と三山
同じ場所なのに、もう、もわ~は無くなっていた

 
 霧氷も無し!

 
 ここにあったあのきれいな霧氷は?
な~んにも無し・・・

 
 焼岳は変わらずだが、
霧氷が無いとただの茶色の裸木

 
 あれ?もう上高地トンネル? 11:23
引き返し地点から1時間ちょっとでここまで来てしまった

身支度や写真撮影の数が少なかったからだね、きっと

トンネル2つ通り抜ければゴールだから、
宿の送迎バス1215に十分間に合う!
(ドライバーさんから、「この時刻までには来るように」と言われていた)

 
 上高地トンネルを抜け・・・
 
 釜トンネルに入ると
後からガヤガヤと団体さんの声
外人さんのグループらしい

 
 11:57 釜トンネル出口着
片付けなどをする時間もあって、
丁度いい時間に着くことができた

 
 ゲートの外へ出て、ストックを片付けたり、
ワカンを手提げ袋に入れたりしながら
宿の送迎バスを待っていた

 
 時間ぴったりに来たので、手を挙げた
所が、バスは停まりもせずに通過~!

なんで?どうして?と思っていたら、
中の湯のスタッフの人が気づいて(売店の中で待機していたらしい)
通過したバスと連絡を取って、
すぐ待機していた別のバスに乗せてもらって坂巻温泉へ
(私も帰りのバスをアルピコにするか、送迎バスにするか
決めかねていて曖昧だったから申し訳なかった・・・)

坂巻温泉へ寄って、さっきの送迎バスに乗り換えて、
無事松本駅に着くことができた!

中の湯温泉旅館の皆さんの迅速な対応に感謝!

 
 すぐ発車する列車もあったが、1台遅らせてお店に入った

今日も。ゆっくり腰を下ろして休む場所が無かったので
口に入れたものは、暖かい紅茶数杯と、キャンディー2個だけ

キノコのパスタとビールで
1人ご苦労様会を開いて
お土産クーポンをしっかり使って帰ることができた


    
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